静岡県が発行する「グリーンボンド」への投資について
2023-08-24
内川工業株式会社(代表者名:内川茂、以下「当社」という)は、この度、静岡県が発行するグリーンボンド(静岡県第2回公募公債(グリーンボンド・5年))(以下「本債券」という)、に投資したことをお知らせします。
「グリーンボンド」とは、環境改善効果を有するプロジェクトに充当先を限定した資金調達のために発行される債券です。本債券は、国債資本市場協会(International Capital Market Association :ICMA)が定義する「グリーンボンド原則 2021」、及び「環境省グリーンボンドガイドライン 2022年版」への適合性について、株式会社格付投資情報センターからセカンドオピニオンを取得済みです。
本債券の発行による調達資金は、静岡県が取り組むSDGsの達成に資する下表のグリーン化事業に充当されます。
適格プロジェクト分類 | 対象プロジェクト | 環境面での便益 |
エネルギー効率 | ・県有建築物のZEB化 ・県有施設、設備の更新・改修(照明のLED化、空調設備の更新、高断熱化等) ・信号機、道路照明灯の新設・更新(LED化) | ・エネルギー消費量削減 ・温室効果ガスの排出量削減 |
再生可能エネルギー | ・カーボンニュートラルポート(CNP)の形成 | ・温室効果ガスの排出量削減 |
クリーン輸送 | ・公用車の電動車 | ・温室効果ガスの排出量削減 |
気候変動への適応 | ・水害対策のための河川改修(拡幅、掘削工事、海岸防砂林等) ・防砂、治山、地すべり、急傾斜地崩壊対策、道路法面工事等 ・高潮・高波対策(海岸保全施設及び漁港施設の改修) | ・水災害など発生時の浸水被害、土砂災害等の緩和 |
生物自然資源及び土地利用に係る 環境持続型管理 | ・県営林の維持管理(林道整備) ・間伐などの適切な森林整備 | ・森林吸収源の確保 ・生物多様性の保全 |
汚染の防止と管理に関する事業 (サーキュラー・エコノミー) | ・県有建築物における県産材による木造化、木質化の推進 | ・森林資源の循環利用の促進 |
当社は、本債券をはじめとしたESG投資を継続的に実施し、今後も社会的責任を果たして参ります。
《本債券の概要》
名称 | 静岡県第2回公募公債(グリーンボンド・5年) |
年限 | 5年 |
発行額 | 100億円 |
利率 | 0.324% |
※SDGsとは「Sustainable Development Goals (持続可能な開発目標)」の略称。2015年9月の国連持続可能な開発サミットにて採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」が掲げる、加盟各国が2030年までに持続可能でより良い世界を目指す国際目標。達成すべき17の目標と169のターゲットで構成され、地球上の「誰一人取り残さない」ことを誓っています